だんだん明るくなってきて、はしが見えてきた。赤い色のアーチのはし。
「わぁ!」
わたしたちは、はしのまん中に立った。
そうしたら、さくらなみきが、川の右と左のはるかはるかむこうまでつづいていたの。
そんなけしきが広がっていて、わたしたちは、
地球のてっぺんに立った気分になったんだ。